コラム:ヴィリーナのバレエシューズが支持されている理由



ヴィリーナのヒットアイテム
バレエシューズが支持されている理由


世の中に沢山、バレエシューズはあるけれど、お腹の大きな妊婦さんが楽に履けて、赤ちゃんを抱っこしているママが長い距離を歩いても疲れず、雨の日にも履けて、学校にも行ける、そんなシューズが作れないか。しかも、見た目も良く、オシャレで、何足も揃えられるように価格は限界まで抑えて・・・と、ヴィリーナスタッフでも最初は、「そんな靴は無理です」と社内でも「難しい・・」という空気が流れた、ヴィリーナオリジナルのバレエシューズ。

ところが、運命の出会いを果たした神戸にある日本のシューズ工場とヴィリーナスタッフが力を合わせ、根気強いやり取りの結果、4度目のサンプル製作で納得のいくものに仕上げることが出来ました。
もともと、この工場にはバレエシューズのサンプルがありましたが、理想のバレエシューズを完成させるためには、足先のカーブ、ソールの厚みなど、取れづらいリボンにするなど、本体をすべてを変える必要がありました。

3回目のサンプルではリボンを柔らかいゴム製に替えたため、「シワが多くて、これでは気持ちよく履けない」「でも、また直していたら、いつになったら仕上がるのか・・・これ以上の作り直しは厳しいかもしれない」と、なった時、たまたま1足だけ、キレイに仕上がっていたバレエシューズがあり・・・「キレイに仕上がったサンプルがあるのだから、出来なくはない!」と社内は沸き立ちました。

仕上がりの報告は、代表の青木がNY出張中でしたが「愛さん、これで行けます!!」と、一報が入り、生産に入ることができました。最初の提案から生産まで、約1年かかったバレエシューズです。

雨の日にリボンが濡れてしまっても、紐が水分を吸収して膨張したり、バサバサになったりしないようにロウ引き(ロウソクのロウでコーティング)し、先端もクリアチップで留めています。
また、いたずら好きなお子様が引っ張っても簡単には解けないよう、通常のリボン結びとは違う結び方にし、リボンの形にした後で、結び目部分をロウで固めて解けにくくしました。



シューズと肌の間にある、リボンのヘムラインですが、当初は見た目重視のため伸びないグログランテープでした。そこをヴィリーナはゴムのように伸びるサテンストレッチ素材に変更。これで、マタニティ期で浮腫んでしまった足の方でも、履いたその時から靴擦れが起きないようになりました。



お腹が大きくなる妊婦さんは、まっすぐ立つと後ろに反り返りがちです。通常のバレエシューズでは、やや重心が後ろになってしまうので、安定感がありません。そこでヴィリーナは、ソールを限界まで厚く重ね、さらに踵の下の部分には、卵を半分に割ったようなクッションを入れました。それにより、疲れにくく、臨月でも立ちやすいバレエシューズが完成しました。
お子様がこぼしてしまった飲み物や、公園での水遊び、突然の雨でも慌てなくて済むように撥水性のあるエナメルを使用しました。汚れてしまっても、濡れタオル等で簡単に拭き取る事が出来ます。また、とても柔らかな素材を使用していますので、履き心地もやわらかです。
神戸にある生産工場にお願いをしているため、日本人の木型を使っています。そのため、歩きやすく、また丁寧な巧みな技で、ステッチひとつとっても素晴らしい仕上がりになっています。

 
保護者会や懇談会、面談に学芸会など、学校に行く際にも使えるようブラックでなるべくカシャカシャと音の鳴らない素材で作りました。雨などで濡れたバレエシューズを入れても色落ち等が無いよう、コットン素材ではなく化繊にしています。
旅行などに持って行くのにもシューズポーチは便利です。

 
靴を脱いだ時のことを考えて、見た目にも可愛く、気分が上がるストライプ柄にしています。
ご要望を多くいただきましたため、現在では21.5cm~26.0cmまで、5ミリ刻みでお作りしております。より多くの方に喜んで頂けるよう、これからもお客様からのご意見を頂き、より良いシューズにして参ります。

 

どこにでも持ち運べるオリジナルシューズポーチは、ママの行動範囲を広げてくれます。歩きやすい靴があれば、お子様との旅行もお出かけも、マタニティ期間の通勤も、より快適に過ごせるはずです。1足は、ドライビング用にと、車に常に乗せているというお客様もいらっしゃいます。また、子連れ旅行には、これ1足で、日中から夜のお出かけまで事足りてしまったという嬉しいご意見も頂戴しております。


皆様の日常がよりアクティブで快適になるように・・・
ヴィリーナのオリジナルのバレエシューズは、
常に進化して参ります。